サウナに甘えられない日記

徘徊しがちなサウナ好き

ボッチがニューウイングレディースデーに行ってきた

はじめまして、神奈川在住・サウナ歴2年(2022年~)の、ゆーげんです。
先日参加した、錦糸町のニューウイングさんのレディースデー時、SNS上にて思わずネガティブな発言をしてしまったことを反省しております。

この投稿を行った時は、「どうしたら落ち着けるだろう」と4階仮眠室で横になってみたものの、他の場所からの「久しぶり~」という声もそれなりの頻度で聞こえ、休むに休めず、どうすればいいんだ状態でしたが、喋り声に対する対処法としては、耳栓・またはイヤホンを持参する。これに尽きる気がします。
目をつむってしまうと、喋り声ばかりに意識が回り、余計に焦燥感を掻き立てられてしまうので、聴覚過敏に近い症状のある方は、自分を守るために尚更のことです。
今回は日帰りで申し込んでしまったのですが、宿泊用のカプセルを押さえている方はカプセル内でひと休みもいいですね。パーソナルスペースで元気回復。


また外に出る気力があるなら、錦糸町~押上の町並みを散策するのも良いと思います。
ボッチ参加でも、スカイツリーに行かれたり、駅前の映画館へレイトショーを見に行かれた方、ニューウイングを軸にしつつ、錦糸町周辺を街ごと楽しまれた方の話にはうなりました。
そして周辺の銭湯巡り。墨田区エリアには、リノベーション空間が美しい「黄金湯」・偶数日はミストサウナと露天風呂もうれしい「大黒湯」・サウナは無いけれど薪で沸かした湯舟がうれしい「松の湯」と魅力的な銭湯温浴施設がたくさんあり、18時以降?(夕方の清掃後で勤め人の参加者がひとっぷろ浴びようと入館しだす時間)のピークタイムを避けるためにも、他の温浴施設へのホッピング案は良いなと思いました。
銭湯巡りをするにも、映画館に行くにも、ある程度、錦糸町周辺について下調べ段取りが必要ですが、行き当たりばったりな性格でも、下調べからレディースデーは始まっている!と思えば、それはそれで楽しめそうです。


それから浴室や食堂に関しては、人の多い所に苦手意識があるなら、快適な時間を狙うこと。
先の投稿に対しても「LDで比較的静かに過ごせる時間帯は開店1時間後~夕方清掃1時間前くらいと、深夜の清掃直前。浴室は開店1時間後」というコメントもありましたが、確かに入館したて、昼の14時くらいの浴室は居心地よかったなと、今にでも思い出しととのいできる勢いです。
深夜帯に関しては未知数ですが、深夜のスカイスパ・閉館間近なスーパー銭湯のまどろみ混じりな空気感が大好きなので、次回は泊りで深夜サウナを満喫したい限りです。


根本的に男性専用施設のレディースデー(LD)というものは、熱の高い女性サウナーたちの「性別にとらわれず男性専用施設を堪能したい」という切実な願いからの、パワフルな歓びが強く出てしまいがちで、開催頻度が少なかったり、不定期開催の施設ほど、カオスさは出てしまうと思います。
特にニューウイングのLDは吉田支配人の世界観と相まり、女性サウナーのお祭り、もしくは同窓会のような色合いも強く、独特なものでした。普通のサウナのつもりでいくと場の空気にバテてしまう人もいるかもしれません。なので心当たりのある方は、予めそれなりの体力を用意していくこと。アットホームと言えばアットホームです。そこも人を選んでしまう所ではあります。(月イチ開催かつ沈黙ルールの敷かれている、池袋の「かるまるLD」と比べてしまうと殊更)
でもボッチサウナーと言えど、ボッチも全然わるいことではないし、一度は行きたいところに飛び込んでみるのもいいことです。


弱音を吐いた投稿に対し、思いのほか反響が大きく、正直困惑してしまったけれど、あの場で似たようなさびしさを感じた方もゼロではなかった様子で「ならばこの投稿が宿り木のようになればいい」と、あえて投稿を消さずにいました。
集団に対し、うらやましさが湧くこともあっても、目の前の集団だけがすべてじゃない。それは自分の心にも刻みたいところです。
仮にその場でX(旧twitter)の検索画面に「ニューウイング」とリアルタイム検索をかけていれば、自分以外のソロサウナーたちのサウナを愛でる声も聞こえてきただろうし、ニューウイングに限らず、同時間に全国様々な温浴施設でサウナを楽しむボッチはいるので、決して寂しがる必要はないなとも思います。


ニューウイングのレディースデー、初心者の方は、多少の準備(音対策)や下調べ(ピークタイム対策)があった方が、より快適に過ごせそうだなというのは、私からのアドバイスです。
そして気持ちの面では、先人の言葉を借りるならば「我こそ主役」「堂々とすればいい」というスタンスを大切に。








また、実はこの投稿を行ったあと「久しぶり~」と合流していくサウナー横目に、ニューウイング3階、食堂の空席待ちの列に並んでいたら、最終的にはやさしい方から相席に誘われ、遠方のサ友さんもできました。
出会いというのは不思議なものだけれど、流れによっては、このようなボッチが同窓会側に回る可能性もあるので、やさぐれ過ぎず、いつでも楽しむ姿勢でいるのは大事なことです。
めぐり合いも、吉田支配人の作り出したニューウイングという施設が醸し出す空気感がなせる業であり、施設の個性にも感じるので、トータル的に考えると、ニューウイングさんには今のままを大切にしてほしいです。


これは終電近い、錦糸町駅のホームです。