サウナに甘えられない日記

徘徊しがちなサウナ好き

水曜、昼間のハレタビサウナ(横浜市中区)

今日はなんとなく有休を取っていた。
そしてなんとなく都内に上がれば、かるまるのレディースデーに、未訪問の金の亀レディースデーもしているし……と思っていたけど、なんとなく今日は都内が遠い。

定期券の範囲で伊勢佐木長者町へ。
書店に立ち寄り、前に読んだ三島由紀夫金閣寺」の流れで、三島由紀夫のエッセイで「己の弱い所は打ち明けない方がいいですよ」の元ネタを読みたくなって探してみたけど、どの本かすらわからない。

それからブックオフにも寄った。
平日昼間のブックオフは定年過ぎたようなオジサマたちが、安価な娯楽として、本を立ち読みしていたけれど、年老いても読書する体力と書店に向かえる体力を併せ持っているオジサマ方は強いな。

建物を上下したり、意味もなく裏道を歩いたりして、平日昼間の自由を思う存分摂取したあと、「1周年祭してるしな」と、中華街の中にあるハレタビサウナに行った。



ハレタビサウナ、湯船なし、水風呂も冷ためで、ハードサウナー向けの尖った印象があった中、今日くらいの気温と湿度なら……と挑んでみたところ、まずまずの正解。

中国茶でのセルフロウリュでガッツリ湿度に包まれるサウナ(それなりに体力も削られる)で温もり、13度バイブラ付き水風呂でそれなりに冷やされる、それがハレタビ女湯だけれど、ヤワな状態だとややキツい。
温もりが足りないと水風呂を耐えきれないし、サウナ室もリラックスして入るというよりも、しっかり体力を削いでくるサウナ室なので、ある種のスポーツ。その代わり耐えた後の爽快感はある。
以前仕事帰りに寄った時は、サウナに穏やかさを求めていたからか、セッティングのハードさについて行けず消化不良だったけれど、休日の身軽さで向き合ってこそ、この施設の良さがわかった。


近隣勤めの者として正直に言えば、尖ったサウナより、仕事上がりにサクッと休まる「日常サウナ」が欲しかった。
でも複数あるサウナの選択肢として「ハレタビ」があると思えば一興だ。そういうことにしよう。






これは34年前のヨコハマ(この絵の中に日々通っている)


これはあたらしい草食動物